Twitter Archiveは、現世代が将来世代に残す最も重要な資産の一つになるでしょう
Twitter Archiveは、現世代が将来世代に残す最も重要な資産の一つになるでしょう
Twitterには、現在進行系の独立したバックアップが存在していません。米国議会図書館(LoC)はしばらくの間、完全なTwitterアーカイブの作成を許可する協定に署名していました。これは12年前に実施され、その間に何十億もの収集されました。しかし、2017年にTwitter Archiveのアップデートで説明されたように、ツイート数の劇的な増加、テキストよりもビジュアルツイートのほうが多いこと(議会図書館はテキストのみ扱っていた)、ツイートの上限が140文字から280文字に増えたことなどの理由から、以降は収集しないという判断に至りました。また、LoCは、それまでの収集で「重要なソーシャルメディアプラットフォームの台頭を記録して」おり、いずれにせよ「包括的な収集」を目指す必要はないとしています。その結果、ツイートを選択的に収集することになりました。
Twitter Archiveは、現世代が将来世代に残す最も重要な資産の一つになるでしょう。未来の世代は、我々の歴史におけるこの豊かな時代、情報の流れ、そして現在の世代を定義するのに役立つ社会・政治的な力学について多くのことを学ぶことができるのです。
このことはアーカイブ停止後にも当てはまるでしょう。未来の世代が同じように(訳注:2017年までのアーカイブで十分と)考えてくれるかはわかりません。いずれにせよ、少なくとも私たちは、2017年から現在までの、おそらくほとんどのすべてのツイートを喪失するリスクに直面しています。というのも、私が知る限り、以前の議会図書館のようにツイートの全フィードを受信している機関は存在しないからです。インターネットアーカーイブもスナップショットを保持してはいますが、特定のツイートが含まれている保証はありません。